日々の言葉

補聴器の使用について(保存版)

加齢による難聴補聴器

最近、周りに関わっている人が、耳が聞こえなくなってきたことがきっかけで、いろいろ補聴器について調べることにしました。

  • 人の声やテレビの音が聞き取りにくい
  • 値段が安い集音器でも、問題ないですか?
  • 補聴器と集音器の違いについて

結論からいうと、補聴器は買うものだけではなく

大切なのは、補聴器を使いこなすには、リハビリトレーニングが不可欠だということでした

認定補聴器技能者が、患者それぞれに必要な音を探し出し、さらにそれあわせて、耳や脳のリハビリを指導してもらう

補聴器の聞こえ具合を最適にするには、1度の調整では無理で、かけ始めは、微調整を繰り返す

装着に慣れるまでには、3か月ほどの時間が必要だということ

 加齢により耳が遠くなった時、集音器でもよいですか?

加齢により耳が遠くなった時、安いからと集音器を買い求めてしまうと、集音器は、全ての音を大きくしてしまうので、

聞こえる音の調整がうまくできないため、使用中断して満足できない結果になってしまうようです。

テレビを見る時や家族や知人との1対1の会話にはいいようですが

グループ会話や屋外では、効果が期待できません。

東京ひざクリニック

 補聴器と集音器の違いについて

1 補聴器は聴力の補助を目的とし、集音器は音声の増幅や拡声を目的とする機器です。

2 補聴器は耳の中に装着し、集音器はオーディオ機器のように外部から音声を拾い上げます。

3 補聴器は個々の耳の形状や聴力状態に合わせて調整が必要であり、専門の補聴器士が行います。集音器は比較的簡単な操作で使用できます。

4 補聴器は医療機器扱いであり、国の認可が必要です。集音器は特別な認可は必要ありません。

5 補聴器は比較的高価で、保険適用も条件があります。集音器は補聴器に比べて安価です

6 補聴器は聴力の補助や改善に特化した機器であり、音声の増幅や拡声には向いていません。集音器は主に音声を増幅することに特化しています。

 加齢性難聴のチェック項目

  • 会話中、聞き返すことが増えた
  • 後ろから、声をかけられても、気づかないことがある
  • 聞き間違いをすることが増えた
  • 話し相手と会話がかみ合わないことが増えた
  • 話し声ヤテレビの音が大きいと指摘される
  • 車が近づいていることに気づかず、驚くことがある
  • 携帯電話の着信音や家電のアラームに気づかない

1つでも心当たりがあれば受診をおすすめします

 加齢性難聴の診断チェックは?

  1. 聴力検査
  • 聴力検査を受けることで、聴力の状態が明らかになります。最も一般的な聴力検査は、音量(デシベル)と周波数(ヘルツ)の変化に対する反応を測定する「純音聴力検査」です。
  1. 聞き取り能力のテスト
  • 聞き取り能力のテストを受けることで、実際に日常生活でどの程度の困難を抱えているかがわかります。例えば、他人の話し声やテレビの音声を聞き取ることができるかなどがテストされます。
  1. 耳の検査
  • 耳の内部を観察することで、耳の異常(耳垢詰まりや外耳炎など)があるかどうかがわかります。
  1. 健康状態のチェック
  • 高血圧や糖尿病などの慢性疾患は、加齢性難聴のリスクを高めるため、健康状態のチェックも重要です。
  1. 聴力と関連する健康状態のチェック
  • 認知症やうつ病など、聴力と関連する健康状態のチェックも必要です。これらの病気は聴力機能障害を引き起こす場合があります

 まとめ

加齢性難聴の場合、高い音から聞き取りにくくなることから、まず、高い音から聞こえ具合を調整して、さらに、使用する人の生活環境や仕事などに合わせて、最終的に小さな音の聞こえやすさ、聞こえてくる音の大きさ、声などが聞こえやすくする音質を1人ひとりに合わせて調節していくと聞きます。

補聴器が普及しない理由は、1980年代までは、アナログ性能が悪かったため、そのイメージがあるため。

現在は、デジタル化した音の情報が高速処理でき、使い勝手が格段によくなっています。

まずは、専門医の診断をぜひ受けてくださいね。

補聴器は、メガネと同様に、難聴の状態や生活上での必要性、生活環境などを考慮して、使用者に合わせる医療機器が、基本の考え方なので、

安易に、値段の安価なものを買って満足できず、諦めてしまうことがないようにしてください。

自分の身体を快適にして、心身共に快適な生活に持っていきましょう(^-^)

今回の調べたものは、読売 家庭版 記事より引用しています

 補聴器の種類

補聴器の種類など代表的なもの3つ 

耳穴型

ポケット型

耳かけ型

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